企業から学ぶこと 3
もちろん組革研は、世にいう猛烈な特訓とはまったく違います。
囚われの少ない人びとにとっては、きわめてあたりまえ、かつ容易なものです。
しかし、"一般世間流"と比すれば、反対側とでもいうべきものです。
したがって一般世間の常識人である参加者にとっては、それまでの常識との闘い、というとまだ聞こえはいいが、自分の硬直性との闘いです。
頭のかたい人がそろったチームの場合だと、徹夜ということもまま起きるでしょう。
高校野球シーズンには、組革研を「大人の甲子園」だと言う人が増えます。
みんなが、F1での優勝に一歩でも近づこうと、なりふりかまわず無我夢中になっている姿と、その一寸先には、何が起こるかわからない展開からの連想です。
たかがF1でも、仕事集団活動はままならないものです。
適当にごまかしているうちは一見整然としていますが、全力投球すればするほど、乱れも生じれば、脱線も起きるでしょう。
それがドラマへと自然に展開して、状況が生々しく人びとに迫ってきます。