企業から学ぶこと 4
5日間の仕事の中で、それぞれが人生のドラマを演じ合うことになるのです。
この状況、すなわち問題やトラブル、ドラマへの対応の中に、「人を人として」の人間観や組革研の文化が自ずと現れてきて、いつの間にかみんながそれにじかに触れ、その渦中に巻き込まれていくのです。
このような人びとと状況との相互作用の循環によって、人びとの人間力が躍り出てきて、心と頭と体が総動員されてくることになります。
心をどきどきとさせながら、創造的に問題に挑戦したことによる自己実現。
その結果として業績を上げた達成感、あるいは達成しえなかった悔しさ。
そして、いつの間にかみんなが仲間になっていきます。
5日間の終わりには、毎回ほとんどのチームが、俺たちのチームには「個性的なのが揃っている」あるいは「侍が多い」と称し、たった5日間の仲間たちを「2十年来の友」だと言って別れを惜しむのです。
その後同窓会を継続しているチームも少なくないでしょう。
あるチームは、組革研を「人成劇場」と称しました。