企業から学ぶこと

組革研は「3カ月が一昔」と言う人さえいます。


そのつどの進めかたを、我われは「仮説」と呼んでいます。


仮説である以上、真理に近づこうとする努力がたえずなされることになります。


仮説の源泉は2つあります。


一つは毎回の組革研自体の中にあり、もう一つは、ここでの体験者による企業内での実践活動の展開の中にあります。


組革研と企業の結び付きはきわめて強いのです。


企業内にあって変革を求め、それを実践している人たちが、悩みを持ち寄ってリーダーあるいはメンバーとして組革研に集い、組革研内にあってその現実と取り組む研究者の人たちとの渾然一体となっての共同研究によって、今日の組革研がつくられてきたのです。


「企業は組革研から学び、組革研は企業から学ぶ」


・・・と言われている所以です。


伝統は、知識や手法、パターンを仕入れる場ではなく、もっと大きなものを掴む場である、ということです。

あせもの特徴

水泡は乾いたり、破れたりしますが、流れ出る液がそこで乾き固まると痂皮(かさぶた)になりますし、固まらないと水萢の破れたところは、びらん(ただれ)に湿疹・かぶれ・じんましんなります。


治りはじめると発赤は消え、薄く皮がむけて鱗屑、すこし色素沈着(しみ)を残して治ります。


かゆみはすべての時期に非常に強く、乳児では不眠のため、食欲不振におちいることもあります。


爪でかき破り、出血やただれをつくり、二次感染をまねくこともしばしばみられます。


こうしたかゆい発疹は、顔とか手の一部に出たり、肘や膝の屈側面(曲げるとへこむ部分)、下腹部のようにやわらかく血管の多いところにだけ発生します。


逆に、4肢を伸ばす側の、毛孔に1致して発疹することもあり、とくに冬期、それも皮膚のかさかさ乾いている小児に多くみられ、冬湿疹とか、小児乾燥性湿疹とよばれます。


発汗の多い部分の皮膚にだけ発疹し、夏に多く、秋冷のころには治ります。


これは汗疹性湿疹(あせも)の特徴です。


いずれにしても、大部分の湿疹は、数週間から2~3か月で、しだいに軽快治癒します。


わずかなしみを残すだけで、搬痕(永久の傷あと)は残しません。


これは急性湿疹とよばれます。


ただし、ニ次感染が強く、皮膚が破壊されると搬痕を残すこともあります。


このように肌が敏感な人は、まずシャンプーなどをヘアケア 口コミ商品にかえるべきです。


無添加のいいものが今はたくさんあるのですよ。

湿疹の仲間 2

肝臓の疾患や糖尿病にかかると、湿疹にかかりやすくなることも知られています。


もちろん、乳幼児、とくに生後まもない赤ちゃんの皮膚は、成人のように厚さ、強さ、すべての点で完成されていません。


また、汗が充分に生産、排泄されないので、アルカリを汗の酸で中和することも不充分であり、皮膚の表面に住みついている細菌やかびの繁殖を、同じくその酸でおさえることも不充分です。


このように赤ちゃんの皮膚はきわめて抵抗力が小さく、ちょっとした刺激によって湿疹(かぶれも同様)が生じやすいのです。


同様に、老人の皮膚もしだいに薄く弾力性が減り、汗も少なくなり、そのために湿疹が生じやすくなります。


湿疹の症状湿疹体質、または湿疹準備性のある人に湿疹を生ずるような刺激が加わると、まず皮慮の毛細血管が拡がり、赤くなります。


これを発赤といいます。


粟粒ほどに小さく、うすい紅色です。


やがて、粟粒から米粒の半分ほどのぶつぶつした隆起になります。


これが丘疹で、ときにその頂上が水をもって透明にみえます。


さらに米粒ほどの、全部が透明の水庖に変わります。


これらが点々とあらわれて、つぎからつぎと消えては新生します。

湿疹の仲間

かぶれは、原因である接触物から隔離すると皮膚の炎症は急速に治るのに、湿疹はたとえ外因から遠ざかってもなかなか治らないし、ときには数年以上もだらだらと持続する、そして慢性湿疹という病気にかわっていく性質があります。


このために、湿疹はそれができやすい体質があって、あるいは皮膚準備ができていて、そこに刺激が加わると湿疹が発病する、いちど湿疹が生ずると、最初の刺激(原因)が消えても、あとは自動的に炎症(湿疹)が継続されていくのだという考えが古くからあります。


湿疹体質とか、湿疹準備性とかいわれるものです。


この体質は、先天性にもあらわれて、ときには遺伝することもあります(アトピー湿疹)。


呼吸器のアレルギー(鼻アレルギー、ぜんそく)や、他の皮膚アレルギー(がんこなじんましん)を伴った湿疹体質は家系的にみられるのが特色です。


また後天的にそういう準備性が急に完成されることもあります。


とくに初月経、妊娠、更年期といった時期になると、婦人の皮膚がすべての刺激に過敏になり、以前なら、なんら炎症のあらわれなかった軽い刺激によって、湿疹がくり返し発病するようになるのがこの例です。

即時型・遅延型の湿疹

細胞によって運ばれる抗体よりも、直接に血流にはいり循環する抗体のほうが、時間的にはるかに早く抗原とめぐりあうために、血液アレルギーの症状、ショック、じんましんが数分から十数分であらわれ、それ以外は数時間から数日後に発病します。


じんましんやショックのように、反応が早く出現し、早く終了するのを即時反応、湿疹、かぶれ、ツベルクリン反応のように遅く出現して、ゆっくり終了するのを遅延反応とよびます。


さて、こうした言葉を使って医学的に.表現するとつぎのようになります。


皮膚(表皮、真皮および皮下脂肪層)では、即時型アレルギーが血管系に、遅延型アレルギーが血管とそれ以外の組織に発生します。


かぶれは、本質的には同じ病気です。


皮膚に生ずる炎症の本態や、できかたには区別がありません。


ただ、原因が皮膚の外から加わったことが明らかで、炎症の範囲も外因と接触した部分と一致し、炎症程度の強いものをかぶれといい、そうした条件のないもの、または不明のものを湿疹とよぶだけです。


現在では湿疹とかぶれをいっしょにして皮膚炎と命名する学者が、欧米やわが国でも増えています。


この方法だと、湿疹もかぶれも皮膚の炎症であり、本質的に同一だという理由によって、どこの炎症という場所をはっきり示すことができるのが長所であるとされています。

湿疹について

表皮のアレルギー炎症を湿疹およびかぶれ(毒かぶれを除く)とよびます。


真皮のうち血管のアレルギーはじんましんを代表として、アレルギー性紫斑、結節挫血管炎、多形滲出性紅斑などがあり、ときにショックまで出現します。


血管と線維成分もおかされるとエリテマト!デス(紅斑性狼瘡)、リウマチ結節となり、皮下脂肪層内の血管が中心に炎症を起こすと結節性紅斑となり、真皮から筋肉までおかされると皮膚筋炎という病気になります。


当然、こうした皮膚のアレルギーが同時に他の臓器のアレルギーと共存することもめずらしくないし、内臓のアレルギーに先だって、皮膚のアレルギー発疹の出ることもあるわけです。


きわめて全身の感作が強い、つまりいたるところに過敏抗体が充満しています。


また、再侵入した抗原の量も多い(実際には医療行為で注射される薬剤が原因となることが圧倒的に多い)ときには、湿疹-かぶれ型、じんましん-結節型が同時にあらわれ、内臓の変化を伴う重篤な症状を示します。

皮膚のしくみ

体のなかにどんな経路から侵入した抗原に対しても、抗体は皮膚の全組織のすみずみまでいきわたります。


このために、どの臓器のアレルギーであっても、皮内注射で疑わしい抗原を試験すると、皮膚のアレルギー炎症があらわれてくるわけです。


赤く腫れて、ときに水疸、出血さえあるのを陽性とします。


ツベルクリン反応ですっかりおなじみのものですし、ぜんそくの抗原検査にも税在さかんに応用されています。


もちろん、皮膚からはいったアレルギーでは、まず皮膚に大量の抗体が集まるので、皮膚に疑わしい物質を布にのばしてはる乏、24~48時刷内に、その形のまま炎症が生じます。


化粧品による湿疹.かぶれの診断にこの方法が普及しています。


このことは、表皮、真皮そして皮下脂肪のどこにでも、皮膚のアレルギー炎症が生ずることをも意味しています。

アレルギーの交代

皮膚科医が、種痘ワクチンや腸チフスワクチンをアレルギー患者に投与するのを、人工的に抗体産生を変調させる療法、つまり体質改善療法とか、変調療法とよぶのはこの理由です。


砒素やその他の電金属剤を使うこともあります。


いずれにしても、特別な知識と経験を要するもので、専門医でなければ危険の多い治療法です。


老人になって、リンパ節その他の抗体を産生する細胞が老化したらどうなるか、非常におもしろい研究テーマです。


おそらく、幼若なリンパ節と違った態度を示すと想像されますが、はっきりした答えはラ出されていません。


皮膚は、深いところから分布してくる血管、リンパ管、神経、線維成分などを豊富に含む真皮と、ほとんどそれらを含まない最外層の角質層、マルピギー層、基底層からなる表皮、および1番内側の皮下脂肪層の3層からできています。


表皮は血管はもちませんが、リンパの流れが真皮から続いてはいりこみ、必要な栄養の補給や老廃物の除去と同時に、抗体をも送りこむパイプの役目を果たしています。


血管のなかは、血流に溶けた抗体と、運搬細胞(白血球)にのった抗体が流れており、血管の壁のすきまからアメーバのようにくぐりぬけた白血球にのった抗体は、血管の周囲、線維成分、皮下脂肪層、さらには内側から表皮内へとリンパ流にのって移動します。


抗体をつくる主体はリンパ節 3

抗原が再侵入しても、抗体の産生を思いだし、製造し、運び、一定量になるまでは、アレルギー炎症は発生しません。


この時間のずれを潜伏期とよびます。


湿疹やかぶれなどでは、この潜伏期が24時間から92時間、平均48時間もあります。


しかし、短期間に何回も抗原が侵入するときは、常時、抗体を産生し、皮膚内に必要な濃さに抗体がたくわえられるようになり、反応までに必要な時間はしだいに短くなって数時間から数十分にまで短縮されます。


全身の疾患、たとえば、伝染病、肝炎、腸カタル、または大きい手術を受けたりすると、リンパ節をはじめ抗体をつくる細胞がすっかりいれかわったり、かぶれの抗体をつくる働きを忘れて、新しい抗体をつくる働きだけに専念するようになることがあります。


思春期、結婚、妊娠、出産、頁年期などホルモンの大きく変化する年齢期になると、アレルギーが交代することもあります。


実際にがんこなうるしによるかぶれや、豚肉によるじんましんが自然に治ったり、逆に発病したりします。


これを俗にアレルギー体質がかわったとか、過敏体質になったとかいわれます。

抗体をつくる主体はリンパ節 2

戦前はアレルギー体質と同じ意味で、胸腺リンバ体質という言葉がよく使われました。


たしかに、首が細く、色が青白い、首のリンパ節が腫れて、触れなくてもその形がはっきりわかる子供は、虚弱で過敏であることは事実です。


しかしすくなくとも、皮膚のアレルギーでは、抗体をつくる主役はリンパ節です。


いろいろの動物実験でもそれが証明されています。


はじめて体内にはいった物質に抗体をつくるようになるには、早くて7日、3~六週間、ときに数か月もかかります。


一度ある物質(抗原)に対する抗体をつくるように記憶されたリンパ節の細胞は、その物質が当分はいってこなくても、数年から十年以上も記憶を失いません。


何年かして抗原がはいって、その刺激がリンパ節の記憶細胞に伝わると、急速に抗体産生を思いだして開始します。


産生された抗体は血流にはいり、またはそれを運ぶ細胞にのせられて、抗原の侵入した皮膚へと続々と進撃します。


そして抗原と抗体の量が適当のレベルに達すると、アレルギー炎症が起こるわけです。

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